事業内容
フリースクールの運営を行っています。
日中は、不登校や学校への行き渋りの小学生・中学生を対象にした学びの場。
夜は、外国籍の小学生・中学生などの学習支援、塾を開いています。
また、オンラインでも学びの場を開催しています。
起業した理由・きっかけ、社名(屋号)の由来はどんなことですか?
起業前から、街場での大人を対象とした哲学対話や読書会といった活動を長年続けていました。
この哲学対話や読書会は、志水が大学で哲学を学んでいたこともあり、テーマを決めて話す場を創りたいと思ったことがきっかけでした。
この経験を通し、大人になると、なかなか自然体で自由に語れる場が無いと感じるようになり、「第三の居場所(自分が素になれる場所)を創りたい」「自由に語れる場所を創りたい」という思いが強くなっていきました。
そういった大人向けの居場所作りをしていく中で、この課題は大人だけでなく、最終的に学校教育に課題があるのではないか?と感じるようになっていきます。課題意識を持つようになり、教育関係者とのご縁ができたのもあり、子供の教育について関心を持つようになりました。
教育の現状を知る中で、不登校の問題について知り、仲間と共に子供たちのための学校外での学びの場をつくろうと考えました。そうして出来たのが、この『別府フリースクールうかりゆハウス』です。
屋号名は、「うかりゆ」というのが、ここ大分県別府市鉄輪の古い地名であることと、湯にぽかんと浮かんでいる言葉のイメージが、のんびりここで過ごすというコンセプトと重なっていると感じたことから決めました。
理念:こんな社会にしたい
対話的な態度を基盤とした、寛容で多様性を受け入れる社会にしたいと考えています。
そのため、フリースクールの中でも、対話を大事にしています。
対話を大事にする取り組みを通して、色々な考え方に触れて、否定するのではなく、意見を聞いていく態度を身に着けられるようにしています。
外国籍の子供に対する差別もあるので、共生できる社会を創りたいと思い、対話を行いながら子供たちを育てたいと思っています。
得意なこと
こども哲学、大人の哲学対話や読書会などのファシリテーションが得意です。
また、勉強が苦手な子供達に勉強を教えることや、子供達と遊ぶことも好きですし、得意です。
親御さんも含めて子供の気持ちに寄り添うことで、きめ細やかなケアができる環境づくりを行っています。
実際、どんなお客様がご利用されていますか?
学校に行っていないけど、学びの場や人と関われる場を求めている子供たちと親御さんにご利用いただいています。別府市内や近郊の子供たちがほとんどです。
また一般の学習塾ではフォローしにくい、外国籍の子供たちに勉強を教えています。
忘れられない思い出
この「別府フリースクールうかりゆハウス」に来ることが楽しいと言って頂いたり、子供たちとの距離が縮まっているのを実感したりする瞬間、とても嬉しく感じます。
また、こども哲学を続けてきて、子供たち自身から自発的な問いかけが生まれるなど、その成長を目の当たりにすることが嬉しいです。
信頼関係という土台があってこそ、疑問を持ち、それを発信することができると思っていますので、親御さんとも面談を行い、幣所の方向性と親御さんの方向性とのずれがないようにコミュニケーションを大事にしています。
趣味
読書(文学・哲学関係)、映画鑑賞、美術鑑賞、旅。
最近は、教育委員会から哲学対話の講座をご依頼いただき、市民との話し合いをする機会がありました。その準備として、公民館に関する資料などを読んでいます。
最近の愛読書は、ハンナ・アーレント『人間の条件』です。
最近のおすすめの映画は、『僕たちの哲学教室』です。
休日にはどんなことをされていますか?
読書と授業の準備をしています。
哲学カフェ、哲学対話、読書会といった地域コミュニティの場をつくっています。
出没情報
鉄輪温泉、図書館、美術館、映画館、本屋さんなど
こんなこと(モノ)求む!
もっと不登校の子供や親御さんに、この「別府フリースクールうかりゆハウス」のことを知っていただきたいです。
別府フリースクールうかりゆハウス様、
この度は起業家インタビューをさせて頂き誠にありがとうございました。
会社名: 別府フリースクールうかりゆハウス
設立年月日: 2022年4月1日
代表: 志水健一・藤川凜
所在地: 大分県別府市鉄輪上1組
電話番号: 090-2464-9707
ホームページ:https://ukariyuhouse.jimdofree.com/
事業内容: 不登校の生徒への居場所と学習支援および学習塾